日本国外のストリートピアノを紹介します。
以下のようなプロジェクトがあり、ストリートピアノの数は世界的に増え続けています。
◆Play Me,I'm Yours
世界規模のストリートピアノプロジェクトに、「Play Me, I'm Yours」があります。
Play Me,I'm Yours=私を弾いて、私はあなたのもの。
そう名づけられたこのプロジェクトは、2008年にイギリスから始まりました。
イギリス、バーミンガム市の街中に置かれた15台のピアノで、多くの人々が演奏しました。
同年10月にはブラジルのサンパウロ、
翌2009年1月にはオーストリアのシドニー、
アメリカのニューヨークへと活動が広がりました。
こうして、「Play Me,I'm Yours」のピアノは世界で700台以上も設置されました。
ストリートピアノの魅力にふれた人は、もはや世界中で約500万人にも達したのです!
今も、「Play Me, I'm Yours」は、世界をまたにかけ、旅を続けています。
◆2008年
バーミンガム(イギリス) サンパウロ(ブラジル)
◆2009年
シドニー(オーストラリア) ロンドン(イギリス)
ベリーセントエドマンズ(イギリス) ブリストル(イギリス)
◆2010年
バルセロナ(スペイン) バース(イギリス)
ニューヨーク(アメリカ) ロンドン(イギリス) ブラックバーン&バーンリー(イギリス) シンシナティ(アメリカ) ベルファスト(アメリカ) サンノゼ(アメリカ) ペーチ(ハンガリー) グランドラピッズ(アメリカ)
◆2011年
アデレード(オーストラリア) オースティン(アメリカ)
ジュネーヴ(スイス) ロンドン(イギリス) ティルブルフ(オランダ) マルタ(イタリア)
◆2012年
ロサンゼルス(アメリカ) ロンドン(イギリス)
ソルトレークシティ(カナダ) ジュネーヴ(スイス)
パリ(フランス) トロント(アメリカ) セイラム(アメリカ)
ストラットフォード(アメリカ) トゥウンバ(オーストラリア) パース(オーストラリア)
ケンブリッジ(イギリス) 杭州(中国)
◆2013年
ミュンヘン(ドイツ)、 ジュネーブ(スイス)、 パリ(フランス)、 サンティアゴ(チリ)、
モントレー(アメリカ)、 クリーブランド(アメリカ)、 オマハ(アメリカ)、 ボストン(イギリス)
◆2014年は・・・?!
メルボルン(オーストラリア) マヤグエス(アメリカ)、メキシコシティ(メキシコ) などへ、ツアーの予定だそうです!
PlayMe,I'mYours公式WEB
http://www.streetpianos.com/でチェック!
◆Sing For Hope
野外でピアノを楽しもう!
「ポップアップ・ピアノ」
ニューヨーク市の非営利アート団体「Sing for Hope」が、
初夏の6月中旬〜7月上旬まで、「ポップアップ・ピアノ(Pop-Up Pianos)」と題し、
路上や公園に計88台のストリートピアノを設置するイベントを行っています。
Sing For Hopeの運営者はこう語ります。
「このイベントの目的は、様々な方面のすべての芸術を、お互いに繋がりあえる関係にすることです。
芸術には、個人とコミュニティを結びつけ、人々の感性やコミュニケーションをより良いものに高めてゆく力があるはず。」
このポップアップ・ピアノも、
道行く人に気軽にピアノ演奏を楽しんでもらおうというプロジェクトで、
昨年度はニューヨーク市内5区の野外に、
アップライト・ピアノ60台、屋内にグランド・ピアノ28台が設置されました。
期間中、ミュージシャンたちによる「ポップアップ・コンサート」も開催。
ブルースやジャズ、クラシックなど様々なジャンルが毎日、どこかのピアノで演奏されます。
公式WEB
http://pianos.singforhope.org/でチェック!